予防養生
予防養生
体の予防養生
ドライアイで困っている方はぜひ読んでください「洗肝明目湯(せんかんめいもくとう)」
あなたの生理痛はどのタイプ? これを見ればわかる!生理痛4つの体質
「卵子の在庫とAMH検査」 若奥さんのブログ20170311
「不妊カウンセラー体外受精コーディネーター養成講座に参加しました」 若奥さんのブログ 20161005
BMI22が最も病気にかかりにくいというけど 若奥さんのブログ 20160809
シミ・シワの改善にも冠元顆粒がいいですよ 若奥さんのブログ 20160729
ビスホスホネート系薬とカルシウムについて思うこと 若奥さんのブログ 20160709
心の予防養生
疲れているのに眠れない方はぜひ読んでください!不眠の漢方薬「帰脾湯」
「抗うつ剤と胃薬と抗プロラクチン血症の関係」 若奥さんのブログ 20160716
「ストレスと妊娠について」若奥さんのブログ 20160714
季節の予防養生
冷えると膝や腰が痛くなる方はぜひ読んでください!膝腰の漢方薬「独歩顆粒(どっぽかりゅう)」
舌に歯形が付く方はぜひ読んでください!胃腸疲れを回復する漢方薬「六君子湯」
「頭が重い」「体がだるい」「食欲がない」困ったときの漢方薬「かっ香正気散(かっこうしょうきさん)」
夏の終わりのめまいと脱肛と皮下出血 若奥さんのブログ 20160819
「夏の疲れと二人目不妊」 若奥さんのブログ 20160806
食の予防養生
漢方薬と薬膳茶の違いって? 若奥さんのブログ 20160921
アイスクリームと温かい金花黒茶 若奥さんのブログ 20160824
「葉酸補給もできるおやつに、なつめはいかがですか?」 若奥さんのブログ 20160723
漢方の予防養生
こむらがえりの漢方薬「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」は素早く効く!
エーケー有馬薬局漢方体験【更年期のホットフラッシュと逆流性食道炎】
エーケー有馬薬局漢方体験【動悸・息切れ・鼻水がのどに落ちる】
「早期閉経 (POF)って?」 若奥さんのブログ 20161001
「産後のケアにも婦宝当帰膠」 若奥さんのブログ 20160917
「不妊症セミナーに出席しました」 若奥さんのブログ 20160830
宿題がはかどるかもしれない、シベリア人参 若奥さんのブログ 20160816
頭皮の皮脂、気になりませんか? 若奥さんのブログ 20160712
わき汗、足の臭い対策にいいものがあります オドレミン 若奥さんのブログ 20160706
こどもにも薬が必要な時と場合 若奥さんのブログ 20160704
「妊活に当帰芍薬散がいいのか?婦宝当帰膠がいいのか?」 若奥さんのブログ 20160702
頭痛薬だけじゃもったいない頂調顆粒 若奥さんのブログ 20160624
白髪、薄毛、髪の毛にいいもの 若奥さんのブログ 20160618
「精液検査で問題ないは本当に問題ないのか?」 若奥さんのブログ 20160616
「妊活はご主人も一緒に」 若奥さんのブログ 20160612
毛髪診断講習会に行ってきました 若奥さんのブログ 20160523
「タイミングをとるのにいい日について」 若奥さんのブログ 20160405
ファスティングしてみた 若奥さんのブログ 20150928より
夏の疲れは髪に来ると思う 若奥さんのブログ 20150727
ちょっと怖い、薬の話 若奥さんのブログ 20150717より
春・肝臓・ワタナベオイスター 若奥さんのブログ 20150223より
洗濯石けんで思うこと 若奥さんのブログ 20141128より
こどものお薬あります 若奥さんのブログ 20141126より
漢方の予防養生
貧血・血の不足=血虚(けっきょ)てなに?
漢方相談で「血が不足していますね」とお話しすると
「貧血と言われたことはありません」とお返事が返ってくることがあります。
西洋医学では
赤血球やヘマトクリットなど貧血を判断する値が正常でも、
漢方では
血虚(けっきょ)という血の不足を起こしている場合があります。
血(けつ)とは?
漢方では血のことを(けつ)と読みます。
血とは血管の中を流れる「赤い液体」で、
〇人体を構成する基本物質
〇生命活動を維持する基本物質
と考えます。
血は、
気(栄気えいき)の力で全身を巡っています。
また、血管のことを「血脈」とか「血府」(府=ものをしまっておく蔵)と言います。
血は、
全身を巡って、人体の臓腑、組織、器官に栄養を与えています。
血のはたらきは?
?「滋潤」
臓腑、組織、器官に栄養を与えます。
血が不足すると、手足のしびれ、筋肉のつり、冷え、爪の割れ、皮膚の乾燥などが起こります。
?「精神活動の基礎物質」
血により身体が滋潤されることで精神活動が維持されます。
血が不足すると、精神不安、不眠、多夢などが起こります。
血はなにから作られる?
?食べ物が脾胃で消化され「水穀の精微」という物質に代わります。
水穀の精微が「栄気」と「津液」か血管に入ると血になります。
?腎に蓄えられている「腎精」から血がつくられます。
血虚の具体的な症状と対策は?
原因)
過度の出血、感情の乱れ・慢性病などで血を多量に消耗する、脾胃虚弱・飲食失調のため血が十分に作られない
結果)
肌につやが無い、乾燥する、黄色くなる
口唇・舌の血色がない
めまい、動悸、息切れ
眠れない、睡眠の質が悪い
手足がしびれる、手足が冷える
爪の血色が無い・割れやすい
髪につやが無い、脱毛
経血量が少ない、生理後に体調を崩す、生理が遅れる、早く閉経してしまう
など
対策)
レバーや肉を食べて血を増やしましょう。
胃腸をいたわりましょう。
子宮筋腫などで経血量が多い人は婦人科で治療を受けましょう。
漢方薬では、四物湯、婦宝当帰膠などを服用します。