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「暑いですね〜」
が挨拶として定着したこのごろ。
お盆も過ぎ、
お疲れもピークかと思われるお客様が多いです。
一般に
疲れは
漢方では気の不足
と捉えます。
気が身体でやっていることを
専門用語では
推動(内臓機能を促進したり、血液の流れを推進したりする作用)
温煦(身体を温める作用)
防御(病気にならないように身体を守る作用)
固摂(血液や体液などが身体から必要以上に漏れださないように留めておく作用)
気化(必要に応じて体内物質を作り変えたり代謝を行う作用)
営養(身体を滋養する作用)
と言っていますが、
気が不足すると
これらがうまく出来なくなります。
目には見えないですが
気は物質で、
食べ物や空気などを原料に
身体の中で作られます。
使えば当然減るわけで、
減ったまま供給されなければ
気の不足を招きます。
夏は暑いので
発汗の調節をするのに
普段より気を消耗します。
冷たい飲食物を多く摂る機会が増えるので
胃腸が冷えると
温めるために気を消耗し、
飲食物の消化吸収力が悪くなると
気の生成が減ります。
特に何も疲れることをした覚えがなくても
夏の終わごろになると
体調不良を訴える方が多くなるのは当然かもしれません。
気が不足して
頭に行く栄養が不足するとめまいになり、
腸の粘膜をあるべき位置に留めておけずにもらしてしまうと脱肛になり、
血管から血液が漏れ出てしまうと皮下出血になります。
気を補う漢方が良く効きますが、
疲れるとこれらの症状を繰り返す方は
あらかじめ飲んでおくと予防になります。
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