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不妊・子宝
妊娠するための力「妊体力」をあげよう
「私…まだ産めるかな?」
社会で活躍する女性が多くなったことで、晩婚化や高齢出産は当たり前になってきています。
いくつになっても元気な女性が多いことは喜ばしいことですが、妊娠・出産についていえば、年齢が高くなってくるとハードルは高くなっていきます。
残念ながら、時間をもどしたり、少なくなってしまった卵胞の数をふやすことはできませんし、病院での治療が必要な場合もあります。
漢方の子宝相談では、漢方の知恵を上手に用いることで、無理なく、妊娠・出産ができるからだづくりをしていくことを目指します。
35歳を過ぎると、なぜ妊娠しづらくなるのか?
女性が生まれた時点では、卵巣に約200万個の原始卵胞が存在します。
将来卵子になる素の原始卵胞の数は増えることはなく、思春期になる頃には20万個になっています。
若い人であれば毎日30〜40個(ひと月約1000個)減っていくとされています。
女性は7の倍数で年をとるという考え方が漢方ではありますが、35歳はちょうど下り坂。
また、年齢=原始卵胞の年齢になります。
赤ちゃんになることができるよい卵子は、
たくさんある卵胞の中から1番に選ばれて排卵した卵子であることが多いです。
年齢が高くなってくると、
卵胞の数が少なくなり、
最終段階まで発育することができなかったり、
排卵のない周期がでてきたりしますので、妊娠率も下がってきてしまいます。
妊体力をあげよう!
「妊娠するための力」を「妊体力」といっています。
漢方で妊体力を高める方法として次のように考えています。
☆「種」と「畑」
種 = 卵子
生命の根源となる物質を漢方では腎精といいますが、腎精のかたまりである卵子が
変化をくりかえして元気な赤ちゃんになるためにはエネルギー(腎気)も必要です。
卵子の老化で問題になるのは、栄養やエネルギーの不足で途中で成長ができなくなってしまうことが多いようです。
漢方薬には補腎薬といって、腎精や腎気を補うものがたくさんあります。
補腎薬を服用することは、数は少なくても、質のよい卵子を育てていく助けになると考えています。
畑 = 母体(子宮)
栄養豊富な血液が全身に滞りなく流れている事は、妊体力をあげることのみではなく、
普通に健康に生きていくためにも大切なことです。
食事、睡眠、ストレス、冷え、過労などを含めた良くない生活習慣は「畑」が荒れる原因になります。
漢方薬には無理なく体質改善の助けになるものが数多くあります。
「妊体力」に不安のある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
参考:神奈川中医薬研究会資料
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