部位から探す
足腰
水虫
暖かくなってくると、冬の間に眠っていた足のムズムズが出てきていませんか?
水虫は、治ったように見えても完治させないと、またしつこく再発します。しかし、自分の症状に合った方法で適切な治療を続ければ、水虫の完治は可能なのです。
あなたの水虫のタイプは?
水虫の原因は、カビの一種である白癬(はくせん)菌です。
皮膚の角質層の深くに住みつき、ケラチンというたんぱく質を食べて増殖します。
水虫には、できる足の部位や症状によって大きく分けて4つのタイプがあり、それぞれに発症しやすい季節やかゆみの強さなども違っています。
【趾間(しかん)型】 「暖かい季節」「強いかゆみ」
足の指の間にできる。皮ふが白くふやけてむけたり、ジュクジュクする。
【小水疱(しょうすいほう)型】 「暖かい季節」「強いかゆみ」
透明な水分の入った小さな水ぶくれがポツポツとできて、破れたりする。
【角質増殖型】 「季節に無関係」「かゆみが無い」
慢性化した水虫で、角質層が増殖し、足の裏全体が厚く硬くなる。
冬になると、硬くなった皮膚がひび割れてカサカサになり、痛むことがある。
【爪白癬】 「季節に無関係」「かゆみが無い」
白癬菌が爪の中に感染したタイプで、爪が白く濁って厚くなる。
【タイプによって使い分けたい治療薬】
水虫の治療薬は、自分の水虫のタイプに合わせて選ぶことが原則です。
水虫のタイプと薬が合っていないと、かえって悪化してしまうことがあります。
爪白癬や、進行して皮が厚く硬くなった角質増殖型は、白癬菌が深い部分にいるので外用薬がしみこんでいきません。そのため、皮膚科で内服薬を処方してもらいます。
○ジクジク型
ジュクジュクした患部に液体タイプを使うと悪化してしまうことがあります。
クリームタイプや、パウダータイプがおすすめです。
○カサカサ型
患部にしみて届くよう、液タイプや浸透性の高いクリームタイプを使います。
水虫だと思ったら?
水虫だと思って皮膚科を受診したり、薬局で相談したりしたら症状の似た別の病気だったという事があります。
水虫は必ず白癬菌がいます。
水虫に似た皮膚病には、「汗疹性湿疹(あせも)」「接触性皮膚炎(かぶれ)」「掌蹠膿疱(しょうせきのうほう)症」などがあります。
特に「あせも」はこれから迎える夏場に多く発生し、見た目も似ている上にかゆみを伴う点から、水虫と勘違いされることがあります。
「あせも」は感染性のものではなく、汗が蒸発してできた塩分の細かい粉が毛穴を塞いで炎症を起こします。汗をかいたらふき取ることで「あせも」は防ぐことができます。
家族で防ごう!
症状が治まってきたからと治療を途中でやめてしまっては、白癬菌が角質層の奥で生き残って、翌年の夏にはまた再発という事になってしまいます。
特に、家族に水虫の人がいる場合は全員で治療し、次のような再発防止法を心がけましょう。
?バスマット、タオルなどを清潔に保つ
?定期的に外用薬を予防的に使う
?毎日靴を履きかえて、靴を乾燥させる
?オフィスでは通気性の良い履物を履く
基礎疾患があると水虫は治りにくい?
糖尿病や末梢血流障害、慢性関節リウマチなどの基礎疾患がある場合、血液の循環が悪く、水虫の治りが悪いことがわかっています。まずは、こうした病気をしっかり治しながら、水虫の治療も続けていくことが大切です。
参考:WAKU2情報らんど
血の流れはとても大切です
皮ふの新陳代謝が弱いと水虫も治りにくいです
【不妊・子宝】【産後の不調】【生理・月経トラブル】【男女更年期】【子供のトラブル】
【アトピー】【せき・ぜんそく】【おなか・便秘】【痔】のご相談は
東急田園都市線 鷺沼駅 川崎市宮前区の漢方相談薬局
【エーケー有馬薬局】までご相談ください