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鼻
花粉症
「花粉症」は、誰にでも起こりうる病気です。
患者数は日本人の5人に1人、2000万人とも言われています。
辛い症状を少しでも軽くするためには、花粉の飛散が始まる前に対策をとることが重要です。早めの対策をとってスッキリとした季節を過ごしましょう。
花粉症とは?
アレルギー性鼻炎の一種で、体内に侵入した花粉に体が過剰に反応する病気です。
代表的な症状は、
【くしゃみ】【鼻水】【鼻づまり】【目のかゆみ】【口の渇き】
困った症状で最も多いのは【鼻づまり】です。
花粉症は20〜30代での発症が多いのですが、最近は子供やお年寄りにも増えています。
花粉症の症状を軽くするためには?
花粉症はアレルギー性鼻炎の一種で、その症状の緩和には薬物療法が良く行われます。
【薬物療法】
○飲み薬
「抗アレルギー薬」
くしゃみ・鼻水などを抑える効果があり、即効性もあります。
眠気の副作用や緑内障・前立腺肥大症で治療中の場合は服用できないものがありますので、医師・薬剤師に相談してから服用してください。
「漢 方 薬」
眠気の副作用がありません。体質が合えばとても良く効きます。
○点眼薬
抗アレルギー薬や消炎薬、ステロイド薬(処方せん医薬品のみ)があります。症状に合わせて使い分けると楽に過ごせます。コンタクトレンズを使用している方は装着したまま点眼できない場合がありますので、医師・薬剤師に相談してください。
○点鼻薬
抗アレルギー薬やステロイド薬(処方せん医薬品のみ)、鼻づまりをとる血管収縮薬があります。症状に合わせて使い分けると楽に過ごせます。
【最新の治療法】
○SLIT減感作療法
スギのエキスを毎日口に含み、免疫力を高める。
○レーザー療法
鼻粘膜の表面だけを炭酸ガスレーザーで蒸散(水分と一緒に蒸発)させ、花粉が粘膜に付着しても反応しにくくさせる。
(詳しくは耳鼻科の医師にご相談ください)
自分でできる花粉症対策
?花粉を避けましょう
花粉の多い日は不要の外出は控えましょう。外から帰ったら家に入る前に花粉を払い落としましょう。シーズン前から花粉用メガネやマスク、静電気防止スプレーなど対策グッツを準備しておきましょう。
自宅周辺や出先の花粉情報を入手しましょう。
○おもな花粉情報ホームページ
環境省花粉観測システム はなこさん
地図上の指定局(神奈川県は3か所)のデータが35分後とに更新されています。
日本気象協会 花粉情報
横浜市と相模原市の1週間予報が出ています。
ウェザーニュース社 花粉情報
1時間ごとの花粉情報と1週間予報が出ています。観測点が多く、自宅や出先のそばの状況がよくわかります。
?鼻粘膜を強くしましょう
鼻の粘膜が弱ると症状が悪化します。過労、寝不足、過食、偏食、味の濃い食事、インスタント食、冷えなどは鼻の粘膜を弱らせますので気をつけましょう。
粘膜を強くするビタミンB2・B6が豊富に含まれているレバーや卵をとりましょう。カルシウムも粘膜を丈夫にする作用が期待できます。
花粉症にはヨーグルトがよい?
花粉症をはじめとするアレルギー症状の緩和に効果があると期待されているのがヨーグルトです。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌は免疫調整力を持つとされており近年注目されています。
また、花粉症の人は健常人に比べて腸内の乳酸菌・ビフィズス菌が少ないという報告も出ています。とり続けることで実際に症状が和らいだ人もいますので、一度試してみるのも良いと思います。摂取目安は1日ヨーグルト2カップ分(約200g)です。
参考:WAKU2情報らんど
花粉症の体質改善に良いお薬があります
花粉症の鼻炎にスパッと効くお薬があります
花粉症とビフィズス菌のお話も読んでください
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