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肺・気管支
秋冬のぜんそく
急に肌寒くなるこの季節は、ぜんそくの方にとって要注意の季節です。
日頃から自分の体調の変化に気を配り、体力をつけていれば、ぜんそくの症状は改善することが可能です。
今回は秋冬のぜんそく対策についてご紹介します。
ぜんそくとは?
現在、日本には気管支ぜんそくの患者が500〜600万人存在し、その羅患率は増え続けているとも言われています。
ぜんそくは、気管支に慢性の炎症があるため、通常では何でもないような刺激に対して、過敏に反応してしまいます。すると気道がむくんで細くなってしまうため、様々な気管支の症状(発作)が現れます。
例えば、
・発作性の咳
・呼吸や胸の苦しさ
・呼吸に混じって「ゼーゼー、ヒューヒュー」という音(喘鳴ぜんめい)が聞こえる
また、これらの症状は一般的に安静にすると症状が治まります。
ステロイド剤が有効なのも特徴と言われています。
ぜんそく発作が起こる原因は?
ぜんそくは、人によって発症・悪化の原因が様々に異なります。
アレルギーを起こす原因物質(アレルゲン)や、その他にも様々な環境因子が関わってぜんそくの悪化は起こります。
【アレルゲン】ほこり、ダニ、花粉、動物の毛や羽、カビ、食べ物、ほか
【環境因子】
呼吸器への刺激:気候、温度、気圧の変化、大気汚染、入浴、運動など
生 活 習 慣:ストレス、飲酒、たばこ(受動喫煙も含む)など
そ の 他 :かぜやインフルエンザなどの気道感染、薬剤(解熱鎮痛剤、高血圧薬など)
ぜんそくの治療は?
原因が人によって様々なので、治療法は一人ひとり異なります。
【薬物療法】
「気道の炎症を抑える薬」と「発作を抑える薬」が医師の判断で使われます。
症状が軽い場合、自宅でも使える薬剤を霧状にした「吸入薬」を使います。
また、発作の軽減と体質改善のために、体質や症状に合わせた漢方薬も有効です。
ぜんそくの予防は?
ぜんそくは、発作を起こさないようにすることがとても大切です。
【ぜんそくの予防大原則】
<アレルゲンの除去>
掃除をこまめにしてアレルゲンとなるほこりやダニなどを取り除き、マスクや手洗いなどで自衛しましょう。
布団や座布団は日干しして、干した後はよく叩いてダニの死骸も取り除きましょう。
発作が起こる原因を見極める事が大切です。
<生活習慣の改善>
日頃から体調を崩さないように注意し、かぜやインフルエンザなどで発作の引き金を作らないようにしましょう。
アルコールの摂取は適度に控え、また、本人も周囲の人も禁煙が望ましいです。
<ストレスの緩和>お子様などに多い感情の激化や強いストレスは、呼吸の亢進を促し、結果として気道の狭窄の要因になります。
感情のコントロールに努め、ぜんそくに負けない心と体を作ることがとても大切です。
参考:WAKU2情報らんど
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