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口・のど
口臭
働く女性を対象にしたアンケート調査で「上司の身だしなみでもっともも気になること」を調べたところ、「口臭と体臭」が一番に上がったそうです。
特に「強い口臭」はコミュニケーションを阻害する元にもなるので、なんとしても予防したいところです。今回はそんな「口臭」について取り上げます。
なぜ口臭が出るの?
口臭の原因のほとんどは「口の中」にあります。
口の中をおおう粘膜細胞は、他の細胞に比べて新陳代謝が活発なので、口の中には不要になった細胞が沢山います。また、外から口に入ってくる細菌と戦う白血球も沢山います。
これらの成分であるタンパク質は、口の中にいる「口内細菌」により分解されて「揮発性硫黄化合物」となります。これが「口臭の原因」になります。
口臭の原因は?
通常は、不要となった細胞や白血球は唾液によって適度に洗い流されますが、病気などが原因で口の中のタンパク質や細菌が増えたり、唾液の量が減ったりすると「口臭」が強くなります。
<口臭の主な原因>
【歯周病】
歯の表面や歯と歯肉の間に歯垢(しこう=細菌の塊)が溜まり、歯肉に炎症が起こる病気です。
炎症が起きると、細菌だけでなくタンパク質を多く含む血液や膿などが増え、口臭の原因になります。
【舌 苔】
(ぜったい)舌に付く苔状のものを言います。健康な人でも薄く付いていますが、糖分や脂肪、タンパク質をとり過ぎたり、唾液量が減少して口が乾燥したりすると舌苔が厚くなってきます。
舌苔には大量の細菌がいるので、厚くなると口内の健康に影響を及ぼすと考えられます。
【唾液の減少】
年齢を重ねると、唾液の出る量は次第に少なくなってきます。そのため「高齢者」では口臭が起こりやすくなります。
また、「ストレス」がたまると自律神経のバランスが崩れて、唾液の量が減少します。すると口内が乾燥して細菌が繁殖しやすくなるので、口臭の原因となります。
どうすれば予防できるの?
口臭を予防する上でまず大事なことは、口の中(特に舌)を清潔にすることです。
口臭の原因はいくつかありますが、特に舌苔が厚く残っていると口臭はなくなりません。
実は歯周病での口臭も多くは舌苔から発生しています。
<舌苔を減らすためのポイント>
【食生活の改善】
お酒、油っこい物、味付けの濃いもの、甘いものなどのとり過ぎは、水分や脂肪の代謝が悪くなり、舌苔が厚くなってくるので気をつけましょう。
また、食事を歯できちんと噛むことは舌をきれいにする効果もあるので、ゼリー飲料のようなものをあまりとりすぎないようにしましょう。
【胃腸をいたわる】
サラダや刺身など生ものばかりを食べたり、頻繁に冷たいものを飲むと、胃腸の働きが抑えられ、水分が体内にたまるため舌苔が厚くなります。これらの食材のとり過ぎも注意が必要です。
【唾液を減らさないようにする】
加齢したりストレスがたまったりすると、唾液の分泌量が減り、舌苔が厚くなってきます。
また、抗うつ薬や降圧剤などの薬を飲んでいても唾液の量が少なくなり口の中が乾燥してきます。
唾液が少ないと感じたら、食べ物をよく噛むようにして、ガムを噛んで唾液の分泌を促すようにして、場合によっては医師に相談しましょう。
【専用舌ブラシを使う】
舌の掃除は朝食の直後に、歯みがきの前に行うようにします。
ただし、舌を傷つけないように1日1回だけにしましょう。
予防法は他にもありますが、まずはこれらを実行してみることから口臭予防を始めてみましょう。
参考:WAKU2情報ランド
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