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自律神経
自律神経と漢方薬は相性が良いです
自律神経は私達のからだを自動的(オートマチック)に動かしてくれています。
ですので、自律神経が乱れると、身体や精神にさまざまな症状が現れます。
ストレスや不規則な生活、運動不足などが原因となり自律神経のバランスが崩れると
私達の身体にどんなことが起こるでしょう。
自律神経のバランスが崩れた時の症状は?
自律神経の乱れが続くと
検査をしても何も悪いところが見つからないのに体調不良だけが続くという状態になります。
「不定愁訴」や「心身症」とも言われることがあります。
<身体に起こる変化の例>
【心臓・循環器】
□心臓の動悸や不規則な心拍
□胸部の不快感
□息切れ
□血圧の上昇や低下
【消化器】
□胃痛
□吐き気・むかつき
□消化不良
□便秘
□下痢
【神経】
□頭痛
□めまい
【疲労感】
□疲労感
□倦怠感
<精神に起こる変化の例>
□不安感
□焦燥感
□気分の落ち込み
□イライラ
□集中力の低下
□睡眠障害
自律神経が乱れる原因は?
□過度なストレス
□精神的な負荷
□不規則な生活
□不規則な食生活
□睡眠不足
□過度な運動
□運動不足
□加齢
□働き方の変化
□人間関係
□経済的不安
□生活の不安定
□プレッシャー
自分でできる自律神経調整法
自律神経の不調は自分で調節できる場合もありますので
できる範囲で取り組んでみましょう。
【ストレス管理】
ストレスは自律神経の乱れの主な原因の一つです。
ストレスを軽減するためには、リラックス法やストレス解消の方法を積極的に取り入れることが重要です。
□深呼吸
□瞑想
□ヨガ
【健康的な生活習慣】
健康的な生活習慣を確立することも、自律神経のバランスを整える上で重要です。
□定期的な運動
□バランスの取れた食事
□十分な睡眠
□規則正しい生活リズムを整える
□朝日を浴びる
□適度な運動
【リラックス法の活用】
□入浴
□マッサージ
□音楽鑑賞
【心理的アプローチ】
時には心理カウンセリングや心理療法を受けることで、ストレスや心理的な負荷に対処することも有効です。
ポジティブな思考を持つことや感情のコントロールをする習慣づけも、自律神経のバランスを整える上で役立ちます。
自律神経と漢方薬
西洋医学は検査で異常が見つからないと「病名」がつけられず、医師は治療法を患者に提示できません。
場合によっては心療内科の受診を勧められる程度でしょう。
一方で、漢方は「症状」と「体質」から治療法を考えていきますので
病名が分からなくても治療を進めることができますので
自律神経失調は漢方ととても相性が良いと言えます。
漢方薬には様々な生薬から構成され
体内のエネルギーの流れを調整し
身体の不調を改善する働きがあります。
特に
ストレスや疲労による自律神経の乱れに効果的な漢方薬もあります。
ただし
漢方薬の服用には個人差がありますので
専門家の指導を受けながら適切な薬を選ぶことが大切です。
日常生活で取り入れやすい方法から始めて、自分に合った方法を見つけてください。
自律神経のバランスが整うことで、健康的な身心の状態を保つことができますよ。
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