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皮膚
アトピーの漢方薬、効く人と効かない人の違いは何でしょうか?
口コミでよかった漢方薬を飲んでみたけれど、私には効かないなあ...という方も多いと思います。
ここで違う漢方薬に変えてみる、というのを繰り返していらっしゃるなら
なぜ効かなかったのかを検証してみませんか?
皮膚病のご相談では
⬜︎掻き壊さない
⬜︎適切な皮膚のお手当てをする
⬜︎症状を悪化させるものを食べない
⬜︎胃腸の調子をよく保つ
⬜︎快便、快尿
⬜︎睡眠を充分にとる
など
漢方薬を飲む以外にも守った方がよい重要なポイントがあり、
1ケ月間守れれば、少なくとも皮膚の表面はかなりきれいになります。
逆に出来ていないと、悪化はしなくても
なかなか改善しないという方が多いです。
アトピーの炎症があるときは体質が冷え性でも冷やす漢方薬が必要です。
漢方は体質改善で選ぶ、というのは間違いないのですが、
手足が冷たいから冷え性だと思って、皮膚は真っ赤でジュクジュクしているのに
温める漢方薬を飲むと、皮膚は悪化してしまうことが多いです。
何が一番お困りの症状か、治す体力がどれくらいあるのかなどでも判断しますが、
皮膚の炎症が酷いときには、まずは炎症を改善するために、冷え性でも冷やす漢方薬が必要です。
急に皮膚が悪化して真っ赤になった(急性期)としても、きちんと対処すれば比較的早く赤みが落ち着いて
少し暗い色になってきます(慢性期)が、すっかり赤みがなくなるまで対処しないとまた急性期に戻りやすいです。
アトピーでお困りの方はこの慢性期で少し良くなったり悪化したりを繰り返していらっしゃる方が多いです。
炎症がなく、再発しにくい丈夫で艶のある美肌になるのが最終目標です。