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不妊・子宝
不妊症・漢方 排卵日が検査薬でも分かりにくいことがある多嚢胞性卵巣
排卵するのはいつなのか?
自然妊娠したいと思っている方
なら是非知りたいことのひとつ
だと思います。
排卵日の予想には
基礎体温表や
オリモノ(頸管粘液)の変化
排卵日検査薬
を参考にしたりしますが、
病院のタイミング指導では
超音波で卵胞の大きさを測定したり
ホルモン値や頸管粘液を確認したり
総合的に診断してくださいます。
お店でご相談くださる方では
排卵日検査薬を使っている
とおっしゃる方も多いです。
排卵日検査薬は
LH(黄体形成ホルモン)
というホルモンが
排卵前に大量に分泌されたときに陽性
になるようになっていますが、
ずっと陰性だったり
ずっと陽性になったり
という方がたまにいらっしゃいます。
多嚢胞性卵巣という状態では
卵巣に小さな卵胞がたくさんあって
なかなか排卵できる大きさに成長しないことや
もともとLHが高いことなど特徴があるのですが、
症状も軽い方から重い方がいらっしゃいます。
定期的に生理がない場合では
病院でホルモン剤を投与されたり
治療をされている方もいらっしゃいますが、
生理周期が不規則でも
自力で排卵があり生理が来る方は
気が付かないで
判断に困ってしまうことも多い
ようです。
検査薬がずっと陰性の場合は
排卵していない可能性がありますし、
LHが常に高いと
いつも陽性となってしまう可能性があるので
このような場合には
まずは専門医に受診して
適切に診断を受けることは大切です。
漢方では
赤ちゃんになれる力のある卵胞が育つように
卵巣の環境を整えたり、
卵胞の質が良くなるように補うこと
などができます。
いつ排卵するのかが分かりにくいことが困りますが、
漢方薬を服用いただいている方では
よいオリモノ(無職透明で量が多く10cm以上伸びるなど)
が見られるようになったら
タイミングを逃さないようにすることで
妊娠につながる方が多いです。
気になっていらっしゃる方は
是非ご相談ください。
2022年7月30日 若奥さんのブログより