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不妊・子宝
妊活を始める前に読もう?「35歳の壁」
芸能人が30代や40代で妊娠したニュースを見ると、不妊症なんて他人事に思えてきます。
でも、私たち人間にも妊娠適齢期というものがあり、年を重ねるごとに妊娠しずらくなります。
漢方の世界では、
女性は「七の倍数」、男性は「八の倍数」で歳をとると言われていますが、
女性は「35歳」、男性は「40歳」が「老化の始まり」と考えます。
実際に、
健康な女性が性交渉を持った場合、ひと月で妊娠する確率は、
20代:約25〜20%
30代前半:約20〜15%
30代後半:約10%
40代:5%以下
と言われています。
「女性の年齢別、1000人当たりの出生数のデータ」を見ると、
4世紀にわたり、環境や栄養状態などが変化しても、出産年齢に大きな変動はなく、35歳をすぎると急激に経過しているのがわかります。(グラフ参照)
男性の場合も同様で、
30代と50代では
精液量:3〜22%低下
精子運動率:3〜37%低下
精子正常形態率:4〜18%低下
また、男性の加齢によって自然流産の確率が上昇すると報告されています。
妊娠にはタイムリミットがあるのです!
参考)
日経x woman 30歳が1ヶ月で妊娠できる確率は20%、40歳で5%
https://dual.nikkei.com/article/025/74/
日本生殖医学会 生殖医療Q&A Q25男性の加齢は不妊・流産にどんな影響を与えるのですか?
http://www.jsrm.or.jp/public/funinsho_qa25.html
1.卵子の数
1. 卵子のもとの数は、胎児期(胎生20週)にピーク、約700万個
2. 出生の頃には3分の1程度に減少、約200万個
3. 思春期には20〜30万個
2.卵子の老化
卵子も老化します。
卵子が老化すると、流産率も高まります。
3.精子
1. 男性に起因する不妊の原因は約48%
2. 35歳を境に精子の力が落ちる可能性がある
3. 加齢により、正常な精液量、運動率が減少するというデータがある
4. 老化した精子にみられる「酸化ストレス」障害
DNAが傷つく
5. 喫煙は精子に影響する
参考:ロート製薬 妊活・妊娠のはじめてガイド
https://jp.rohto.com/dotest/guide/