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自律神経
不眠
「睡眠」は1日の疲れを解消したり、病気やけがを治したりするためにとても大切なものです。ですが、近年は色々な理由で十分な睡眠をとることが出来ず、つらい思いをしている方が増えています。
眠れない原因
?睡眠が浅くなる
私達は睡眠中に、「浅い眠り(レム睡眠)」と「深い眠り(ノンレム睡眠)」を90分ごとに繰り返しています。浅い眠りの時は脳が動いている状態です。
そして、「深い眠り(ノンレム睡眠)」は更に3段階あります。年を取ると、このうち1番眠りの深い「第3段階」が無くなってきて、浅い眠りしか出来なくなってしまいます。
また、加齢と共に運動をして体温を上げる事が減ってしまうため、体温差が小さくなってしまう事も、睡眠を浅くする原因のひとつと考えられています。
?体内時計がずれる
人間の体は、25時間周期の「体内時計」によって一定のリズムを持って活動しています。
そして、この体内時計は朝に太陽の光を浴びることで、ほぼ24時間周期に調整されています。
しかし、「遅寝遅起き」「不規則な食事」などが続くと次第にずれてきてしまい、睡眠のリズムを壊してしまいます。
不眠と生活習慣病
不眠によって、「疲れが十分に取れない」「ストレスが溜まる」と言ったことだけではなく、最近は「糖尿病」や「高血圧」と言った「生活習慣病」を悪化させることが指摘されています。
●糖尿病と不眠
【不眠】→【ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌増加】→【血糖上昇】→【糖尿病の悪化】→【糖尿病の症状(のどの渇き、低血糖、しびれなど)】→【不眠の憎悪】
●高血圧と不眠
【不眠】→【ストレスホルモン(コルチゾール)の分泌増加、交感神経の興奮】→【血圧上昇、心拍数増加】→【高血圧の悪化】→【高血圧の症状(イライラ、頭痛、動悸)】→【不眠の憎悪】
眠るために意識したい生活習慣の見直し
★毎朝一定の時刻に起きる
休みの日だからといって、いつまでも布団の中でダラダラと過していると、夜眠くなる時間も遅くなってしまいます。一定に時刻に布団を出て、日光を浴びることで体内時計をリセットしましょう。
★ぬるめのお湯に浸かり、運動は軽めに抑える
寝る前に熱いお湯に浸かったり、激しく運動すると、交感神経の働きが高まり、寝つきが悪くなります。もし運動するとしても、ストレッチなど軽めのものにしましょう。
★寝る前のお酒、嗜好品、タバコは控える
お酒を飲むと寝つきは早くなりますが、眠りが浅くなりやすく、利尿作用もあるため、目覚めることがあります。また、お茶やコーヒーなどに含まれるカフェイン、タバコに含まれるニコチンは覚醒作用があるため、寝る前は控えましょう。
参考:WAKU2情報らんど
ストレスを軽くしてあげると睡眠の質が良くなりますよ
体の疲れが溜まりにくい丈夫な体づくりをしましょう
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