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自律神経
「五月病」は放置するべからず
実は「五月病」は医学用語ではありませんが、5月の連休明け頃から体調不良を訴える人が増える為そう呼ばれるようになりました。
新しい環境に馴染めない、人間関係を作れない、入学・入社がゴールとなってしまい「燃え尽き症候群」で目標を失う、理想と現実のギャップなど原因は様々です。
症状は、倦怠感、無気力、焦り・イライラ、不眠、食欲不振、腹痛、頭痛など様々な症状を生じます。
病院では「適応障害」「軽度のうつ」などの診断名が付けられることもあります。
五月病の多くは一過性の症状であり、適度な休息などで改善されることが殆どです。
ただし、会社や学校が苦痛に感じるなど重症な場合は早めに医師に相談しましょう。
漢方で考える五月病とは?
漢方で考える五月病は「気の巡り」に原因があります。
ストレスは、気の巡りを悪化させ、心身のバランスを崩し、自律神経失調のような症状を生じます。
過労や胃腸失調を伴うと長引く場合もあります。
漢方薬で気の巡りを整え、心身の消耗を補うことで回復に向かいます。
思い当たる方は早めにご相談ください。
(参考:タウンニュース川崎市宮前区版2021年4月30日号)
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g5/cat510/h26/260401/
(参考:未然に防ぐ5月病対策 | 健康サポート | 全国健康保険協会)