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全身症状
低体温症
あなたの平熱は何度かご存知ですか?
近年、平熱が36度以下という「低体温」の人が増えています。
そのまま放っておくと様々な病気を発症し、突然死の原因にもなりかねません。
今回は、低体温症とその改善方法をご紹介いたします。
低体温症とは?
低体温症とは、深部体温が35度以下の状態を指し、32〜35度を軽症、28度〜32度を中等症、20〜28度を重症と分類されます。また、深部体温とは、体の表面や指などの体温とは異なり、脳や心臓など生命を維持している臓器の温度を指します。
なぜ低体温症が起こる?
体の表面と深部に体温センサーの働きをしている神経があります。
そのセンサーが感知した体の外部温度と筋肉や肝臓などの臓器の温度をもとに、脳の視床下部(体温調節中枢)が体温調節していて、体の表面と深部の温度差が適切に維持されています。
指先などの末梢血管は、寒さを感知すると自律神経の働きによって収縮して体温を維持しようとします。
また、震えによって筋肉が熱を産生し体温低下を防ごうとします。
しかし、極度なダイエットや筋肉の減少、甲状腺ホルモンの減少などにより、体で作られる熱量(熱産生)が減少したり、ストレスや老化などによって自律神経が乱れたり、血管の収縮機能がうまく働かないと、熱放散とのバランスがとれず、低体温症になります。
◇低体温症が体に与える影響
●血行不良
●血圧上昇
●消化不良
●食欲不振
●代謝の低下
●体力の低下(疲れやすい)
●意欲、集中力の低下
●免疫力の低下
正しい体温の測り方
健康な人の平熱は36.5〜37.1度と言われています。
下記のポイントをおさえて、正しく体温を測る様に心がけましょう。
?測定前の準備として約10分間、脇をしっかり閉めましょう。
?体温計の先を斜め下から、脇下の一番へこんでいる部分に当て、無理なく腕を体に密着させて測定しましょう。
?脇がしっかり閉まるように、測定する腕の手のひらを上にしましょう。
日頃、心がけて欲しい6つのポイント
○ストレスを溜めない
○適度に体を動かす
○規則正しい生活を心がける
○体温を上げる食材を積極的にとる
○シャワーだけでなく湯船につかる
○衣服や冷暖房を上手に活用する
参考:WAKU2情報らんど
こちらにも冷え症と低体温のことを書いていますよ
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