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全身症状
免疫力
体には外から侵入した病原体を退治する免疫力が備わっています。
新型コロナウイルスのように治療薬がない病原体に対してはこの免疫力が頼りです。
漢方で考える免疫力は気の力に置き換えられます。
気は目に見えないエネルギーのようなもので、体内に侵入しようとする病原体から常に体を守っています。
しかし、過労、加齢、慢性病、体温低下、胃腸虚弱、栄養失調、休息の不足等で気が不足すると、防衛力が低下し、風邪等をひきやすくなります。
免疫力が気になる方には、防衛力を増す「玉へい風散(ぎょくへいふうさん)」や胃腸を元気にして気を増やす「四君子湯(しくんしとう)」があります。風邪予防のためには「大蒜(たいさん)製剤(せいざい)」は安価で好評です。
（タウンニュース宮前区版2020年2月28日号より）
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