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腸
高齢者の便秘
排便が週3回未満、または毎日排便できていても排便時にいきむ、残便感がある、便意が頻回、肛門の閉塞感がある場合は便秘です。
厚生労働省の統計によると便秘症の方は70歳以上から急激に増加し、男女比も逆転して男性が多くなります。
高齢になると食事量が減るので便のカサが小さくなり腸を刺激し難くなります。
さらに腸の動きや便を押し出す力も弱くなります。
そのため便が長時間停滞して固くなり、さらに排便し難くなります。
便秘をすると腸内で悪玉菌が増殖し、有害物質やおならの元となるガスを発生させ、様々な病気につながると考えられています。
排便は健康のバロメーターです。
気持ちの良い排便ができていない方はぜひご相談ください。
(タウンニュース宮前区版2020年1月31日号より)