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自律神経
めまいの養生法
グルグルと目が回ったり、目の前が暗くなって倒れそうになったりすることを「めまい」といいます。
頭や脳の異常事態で、血がうまく頭に巡らないタイプと、体内の余分な熱が上昇してきて頭の中をかき乱すタイプがあります。
めまいがひどい時は、まず耳鼻科や脳神経科などを受診して検査を受けてください。特に異常が見られないときは漢方薬で対応できます。
また、今回の東日本大震災以降は「地震酔い」という小船に揺られるようなめまいと共に動悸や不眠、食欲不振などの症状に悩まされている方が増えています。これも漢方薬で対応できます。
その1、「イライラする人」
「原 因」イライラで強くなった体内の熱が頭に上ってしまうためです。
「症 状」グルグルと目が回る回転性のめまいで、怒ると強くなります。耳鳴りや頭痛を伴い、夜は眠りが浅く、よく夢を見ます。高血圧やメニエール病の発作によるめまいも含まれます。
「予防法」怒りや不安感への対処法を身に付け、ストレスを軽減することが大切です。
「食養生」セロリ、トマト、緑茶、菊花など熱を冷ます食材を食べましょう。
その2、「手足がほてる人」
「原 因」からだの潤いが不足して熱を冷ます働きが弱くなり、熱が頭にのぼってしまうためです。
「症 状」グルグルと目が回る回転性のめまいで、手足のほてりがあり、動機や耳鳴りなどを伴います。イライラして夜はあまり眠れず、夢を良く見ます。寝汗をかき、口も渇きます。
「予防法」過労や性生活の不摂生など体力を過度に消耗することを避けましょう。
「食養生」山芋、豚肉、牡蠣、黒ゴマ、くこの実などからだに潤いを補う食材を食べましょう。
その3、「息切れがする人」
「原 因」体力を消耗しているために、血が頭に十分巡らないためです。もともと体力が無く、疲れやすく顔色が青白い人に良くおこります。
「症 状」息切れがして、目の前が暗くなってふらふらと倒れそうになる、いわゆる立ちくらみです。
「予防法」充分な休養をとり、栄養のあるものをしっかりと食べましょう。
「食養生」山芋、うるち米、もち米、にんじん、しいたけ、豆腐、肉類など体力を付ける食材を食べましょう。
その4、「休んでも回復しない人」
「原 因」余分な水分が体内に停滞して血の巡りを邪魔するため、頭に血が巡らないためです。暴飲暴食や疲労、睡眠不足、ストレスなどが原因です。
「症 状」回転性の強いめまいと共にムカムカと吐き気がして、休んでも回復しません。いつも眠く、吐き気があり食欲が低下します。
「予防法」食事内容を見直して腹八分目を心がけ、また適度な運動をすることが大切です。
「食養生」はと麦、あずき、だいこん、のり、昆布など水分の代謝を良くして
余分な水分を取り除く食材を食べましょう。
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