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不妊・子宝
「慢性子宮内膜炎」で困っていませんか?
慢性子宮内膜炎は
・基本的に臨床症状がなくて
一般不妊検査では検出できない
・不妊症症例の約3〜19%に認める
・反復着床不全既往の女性の約30〜60%
・流産既往のある女性の約9%
・習慣流産既往女性の約40〜60%
・子宮鏡検査の所見で
発赤や浮腫状の肥厚、マイクロポリープがある場合などに、
内膜組織を生検して正常の子宮内膜間質には存在しない
形質細胞の有無によって診断する
・原因菌は多岐に渡る
・罹患していると子宮間質細胞の
脱落幕化が障害されるので着床しない
・治療にはビブラマイシンなどの
抗生物質を使う
(難治性不妊の対策:2018年勉強会の資料などより)
というもので、
体外受精を数年にわたって
繰り返し行っているのに
妊娠しない…
という場合は
慢性子宮内膜炎の可能性
もあります。
清熱解毒効果のある漢方薬や
免疫を調整する効果のある漢方薬
などは
着床に適した内膜をつくる
のに効果的です。
子宮内膜は
厚さ(8mm以上)だけではなくて、
きれいさも大切
です。