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子供
起立性調節障害
Q 中学生の息子ですが、朝がなかなか起きられず午前中ボーっとしています。
立ちくらみやめまいがすると言い、朝礼で倒れたこともあります。
A 起立性調節障害という症状で小学校高学年から中学生の思春期前後の子供達によく見られ、不登校の原因になることもあります。
夜になると体調が回復するので昼夜逆転してしまうこともあります。
自律神経が正常に働かず、体を起こした状態で下半身の血液を上半身に持ち上げられないために起こります。
漢方では成長期で気血が不足するために起こる症状と捉え、症状や体質に合わせた漢方薬を服用します。
怠けている様に見られがちですが、焦らずじっくり回復を待つことが大切です。
(タウンニュース宮前区版2018年8月31日号より)