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自律神経
夏の不眠
Q 疲れているのになかなか寝付けず、すぐ目が覚めます。
体が火照って寝苦しいです。
A 夏は暑いものですが、猛暑は「暑邪」となって「暑さ負け」を引き起こします。
汗をかき過ぎて過度に体液を失うと、ほてりや微熱、寝汗、尿量減少などを起こします。
さらに汗と一緒にエネルギーである気も失ってしまうためにいくら水分補給してもだるさや動悸、胸苦しさ、不眠などが残ります。
また水分の摂り過ぎは胃腸機能を弱らせ、食欲低下や胃の膨満感、軟便などが加わって回復をさらに遅らせます。
暑さ負けは気つけ薬を服用すると楽になります。合わせて失った気と体液を補う生脈散を飲むと回復が早いです。
(タウンニュース宮前区版2016年8月26日号より)