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不妊・子宝
「ストレスと妊娠について」若奥さんのブログ 20160714
今月ご妊娠の報告をいただいた2人のお客様。
年齢は20代と40代なのですが、
共通点が2つあって、
ひとつは
病院での治療がなかなかうまくいかない
ということでした。
というか、
薬局で子宝相談される方は
ほぼこういう理由でご来店されます。
自覚症状として現れていることも、ないこともありますが、
ご来店された時点で
かなりストレスを感じられている場合の方が多いと感じます。
ご主人・ご両親とのこと、
お子さんがいらっしゃるご友人とのこと、
仕事をされていれば、治療との両立について、
お金のこと…
赤ちゃんができない理由について
卵管閉塞とか、
着床にじゃまになりそうなところに子宮筋腫があるとか、
分かりやすくて、治療方法も確立していて、
これが良くなればなんとかなりそう
と思えることがあれば
前向きに頑張りも続きそうですけれど、
特に問題がみつからない場合はちょっと大変です。
排卵誘発、人工授精、体外受精、顕微授精…
普通に生活してるぶんには
何も悪いところがあるわけではなく、
赤ちゃんを授かることのみが成果なので、
どこまで、いつまで、
というところをどう線引きするか、
決めるのは難しいです。
先ほどのお2人の
もうひとつ共通点は
ストレスからきていると思われる症状があったこと。
PMS(月経前症候群)です。
PMSについては漢方薬も服用いただいていましたが、
納得というか、
妊娠された周期は
その症状がなかったとおっしゃってました。
排卵がちょっと早かったみたいで治療がキャンセルになっちゃった、
とかそういうことで
今回は残念だったなと
あんまり期待していなかったというようなことがあったようです。
もちろん、
普段からコツコツと体調管理して、
タイミングもとって、
ということが出来ていたからということが大きいと思いますが、
精神的なところからくる体調への影響も大きいんでしょう。
不妊症の勉強会の講師の方からいただいた情報によると、
ストレスと不安が体外受精の妊娠率を8~14%低下させる
と示した論文がある、
また、
カウンセリングする事により妊娠率が28%UPする
との厚生労働省の発表データがある、
とのこと。
漢方薬局ができることは
妊娠できる体力、
妊娠を継続して出産、育児が元気にできるための体力
をつけていくために必要な漢方薬を
カウンセリングをしてお選びすることです。
ストレスに耐えられる体力もつけていく、
ということが
カウンセリングを通してできるように、
お役に立てるように頑張ります。
川崎市宮前区鷺沼駅徒歩1分
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