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不妊・子宝
「妊活に当帰芍薬散がいいのか?婦宝当帰膠がいいのか?」 若奥さんのブログ 20160702
風邪といえば葛根湯、
と同じくらい
婦人病といえば当帰芍薬散、
なのではないかと思うくらい有名な漢方薬ですね。
体力がなくて、冷え症で、貧血で、
というお客様には
病院でずっと当帰芍薬散を処方されている
という方も多いですが、
すごく効いているという方と
あんまり変わらないという方と
両方いらっしゃいます。
漢方を勉強し始めたときに
当帰芍薬散が合う人は
肌がみずみずしい感じの色白な、
いわゆる日本美人タイプ
と教わった覚えがあります。
色白というのは
血が足りていないために血色がなくて白っぽくなる、
というのは分かりやすいですが、
肌がみずみずしいとは?
別に悪いことではないんでは??
と当初はよく分からなかったんです。
漢方薬は絶妙な塩梅で
いろいろな生薬が組み合わせてあり、
その生薬単品にもいろいろな効果があるので、
簡単に説明しようとすると
ちょっと不足な点がでてきたりしてはしまうのですが…
当帰芍薬散と婦宝当帰膠の中身は以下のようになっています。
一番の違いは
体の中で余分になってしまっている水分を捨てる効果:
当帰芍薬散 > 婦宝当帰膠
血を補う効果:
婦宝当帰膠 > 当帰芍薬散
というところでしょうか。
体が冷える状態にはざっくり分けて、
温める力がない場合と、
冷やすものが体に居座っている場合がありますが、
当帰芍薬散は
温めるのに必要な血を増やして、
冷える原因になるいらない水分を捨ててくれる漢方薬ということです。
当初??だった
肌がみずみずしい…
というのは
ちょっと水分がありすぎている、
という風に今は理解しています。
妊活中で
生理が遅れがち、
内膜が薄い、
など
血の不足がより強い場合や
良い血がたくさん必要な場合には、
婦宝当帰膠がおすすめです。
川崎市宮前区鷺沼駅徒歩1分
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