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食道・胃
胃痛の養生法
猛暑の夏は、冷たいものを摂り過ぎて、胃腸を壊してしまう方が多くご来店されます。胃腸の弱りは、秋冬に影響します。毎年秋冬に体調を崩しやすい方は、今のうちに胃腸を立て直しておきましょう。
その1、「冷えて痛む」
「原 因」体を温める力が不足しているためです。もともと冷え性であったり、冷たいものの摂り過ぎたりで、胃が冷えてしまうと気血の流れが悪くなり、胃が痛みます。
「症 状」空腹時に痛み、食べると楽になるのが特徴です。おなかをさわると冷えていて、温めたり手で押さえたりすると痛みが和らぎます。
「予防法」とにかく体を冷やさず温めることです。冷たい物や体を冷やす食べ物を避け、体を温める食事や漢方薬で痛みを取り除きましょう。
「食養生」生もの、生野菜、果物や冷たいものは避け、体を温める物を食べましょう。(にら、鶏肉、胡椒など)
その2、「焼けるように痛む」
「原 因」胃に熱がこもっているためです。辛いものや味の濃いものを好む人に多く見られます。
「症 状」胃がシクシクと焼けるように痛み、のどが渇きます。口臭や胸やけ、吐き気があり、お腹を押さえると痛みが増します。
「予防法」のどが渇いて水が欲しくなりますが、一度にがぶ飲みせず、少しずつ分けて飲みましょう。刺激物やアルコールは控え、熱を冷ます作用のある物を食べましょう。
「食養生」すいか、りんご、梨などの果物には胃の熱を冷ます作用があります。(トマト、白菜、きくらげなどもおすすめ)
その3、「ストレスで痛む」
「原 因」精神的ストレスや緊張などによって気の流れが滞り、胃が痛みます。
「症 状」胃の辺りが張るように痛み、イライラ、ゆううつ感、ため息などを伴います。
「予防法」怒りやイライラを自覚し、なるべく避けることが大切です。早食いは厳禁です。よく噛んで食べましょう。
「食養生」気の流れを良くする物を選んで食べましょう。(だいこん、ほうれん草、にら、そば、ジャスミン茶など)
その4、「暴飲暴食で痛む」
「原 因」暴飲暴食や消化の悪いものが胃の中に停滞して気の巡りを阻害しているためです。
「症 状」食後に胃が痛みます。食欲が無くなり、胃部の膨満感があり、便がすっきり出ない感じがあります。
「予防法」暴飲暴食を控え、食事の量を抑えましょう。
「食養生」消化を助けて、胃腸に滞った食べ物の排泄をスムーズにする物を食べましょう。(大根、大根の葉など)
参考図書:図解よくわかる東洋医学
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