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全身症状
水毒症
体が処理しきれない過剰な水分のために引き起こされる症状を水毒症と言います。
むくみ・下痢・軟便・頻尿・体が重だるい・頭重・めまい・冷え症・痰が多い・鼻炎などがよく見られますが、動悸や精神不安定など精神疾患に繋がることもあります。
水分をとり過ぎの方や胃腸機能、腎機能が低下している方は特に注意が必要です。
現代は冷蔵庫の普及で1年中冷たい物をとることができるため、慢性的におなかを冷やし、気づかないうちに胃腸機能が低下している方が非常に多く見られます。
漢方では、胃腸が水分代謝の重要な働きを担っていると考えますので、水毒症の治療には漢方薬と合わせて、暴飲暴食や冷たい水分を頻繁に摂っている人は食生活も改善する必要があります。
（タウンニュース宮前区版2015年6月26日号より）
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